■2015年の4月、3回目の入院の後、模型塾本格復帰の前に2週ほどの単発企画を開催しました。
その頃の記録写真はFacebookに上げていたので、ちょっと今では検索が難しい、また今回引用の都合もあって掘り出してこちらに貼り直しておきます。日付けも後日調整するかもしれませんが、しばらくこの位置で掲示しておきますね。(*以下当時の引用です)
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■(2015年)4/25(土)2コマ目(17:00-19:00)は『実演#061 和服造型の勘所』
■もちろんこれも『刀剣乱舞』人気を当て込んでのネタだったんですが、実際に刀剣作ってる人は参加16人中5人ほど?
■まずは座学でポイント解説。和服は『一反(いったん)』という基本モジュールから出来てる話から。鶴の恩返し的な織機(しょっき)、高校生のとき学園祭で作った話、するの忘れてた……(‘A`)
■和服造型、板書の2枚目は、造型する際に(着物の種類にかかわらず)共通するポイント各種。
■”しわ”も、隙間も、どっちも手強いんですよねぇ……。(‘A`)
■板書3枚目からは着物のカタチ(?)別に解説。
■着流し(着物のペラ1枚)→袴(はかま)→羽織~と順番に『そもそもこういう構造です)という話。
■ちょっと前だとフィギュアになる和服は、女モノの浴衣くらいで、せいぜい男モノの着流し(無限の住人とかバカボンド)、あとはイキナリ戦国バサラ的鎧(+裾を絞った野戦用の袴)だったんですが、刀剣乱舞はなんせ、時代の幅が広いもんだから、モチーフにしてる和服も、もうオールスターで……
■~ということで4枚目の板書は、お公家さん的なモチーフに。さすがにこのへんは仕事でも作ったことないよ……(‘A`)
■あとはこれに袈裟(をモチーフにした)一派が加わるんですがちょっと調べがつきませんでした。ただ、今はこのへんの解説が硬軟とりまぜてみんなネットにあげてくれてるので、ちょっと検索すると良い資料いっぱい出てきますよ。
■で、そこから作業机を囲んで実際に作業実演。
■以前作った男フィギュア例題に袴を作り足す作業を見てもらいます。
左足の分があらかじめ固めておいてそれを頼りに?WAVEの軽量エポキシパテを厚めの生地(宅配ピザくらい?)に伸ばして、しわをつけながらざっくり着せていきました。
■着せたあたりで時間切れになりましたが、あの1時間くらい後、半硬化時にそーっとめくって、水をつけて戻して、別パーツ化しています。
■この厚めパーツを基本に要所要所に削りを入れて袴パーツに”育てて”いくイメージで作業。こういう嵩(ボリューム)のあるパーツは比較的楽に削れる、柔らか目の素材が向いてます。
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