模型塾 26-B.フィギュア原型入門/美少女編 第11回 記録写真

模型塾 26-B.フィギュア原型入門/美少女編 第11回 記録写真

■模型塾さかのぼり記録写真、6/10(土)の2コマ目『26-B.フィギュア原型入門/美少女編』全12回の11回目、ラスト前は『服の造形』でした。

■ホワイトボードはおおざっぱな服の作り方4パターン。
・裸から(盛り足しではなく)彫り込んで作る(水着、下着)
・裸にしわの凸部だけ盛り足し(ラバースーツ、スリムのパンツ)
・離型処理で別パーツとして作る(スカート、マント)
・普通に盛って造形(↑これら以外のシャツ等)

■右の方はポイント&注意点。右下には、みんな苦手な服のしわについて。

■2枚目は補足的に描いたんですが、何層にも重なる凝った衣装で起こりがちな『着ぶくれ問題』。内側から着てる順番に重ねて作ると大外(おおそと)のシルエットがガバガバになることがあるので、場合によっては先に外側のシルエットを決めてから、本体との隙間に中間層を収めるとよかったりします。

■これは帽子やパーカーのフードにも言える話で、特にデフォルメで頭が大きいキャラはこの辺に注意が必要。絵だと帽子もフードも顔や髪の向こう側にフチだけ見えるので面積も小さいんですが、立体になると左右や後ろで結構な存在感になるんですよ……

■実演で作った例題原型。デニムの7分丈なので、しわの凸部と裾の切り口だけに細く伸ばしたエポパテを盛って、アクリル溶剤でなじませてます。若干オーバースケールなので完全に硬貨してから修正しました。

■エプロンは下半身にワセリン離型処理をして厚めに盛り付け。これもここから削っていきます。
そしてこの日は町内会の会合のため、フリー枠のみ休講でした。

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