■あけましておめでとうございますー。ヽ(‘A`)ノ
すっかり年を越してしまいましたが、模型塾記録写真、昨年12月の分をまたまた遡って掲載しますね。
■12月の2週目、12/10(土)の1コマ目は『25-A.フィギュア原型入門/男性キャラ編』の第11回目。
全12回のラスト前は『服の造型』。たった1回2時間で服の全部!という詰め込み回ですが、このへんはどれだけ時間があっても足りないので、コストパファーマンス優先で濃縮してまとめることにしています。
■ホワイトボードの1枚目は、服の作り方を4パターンに分けて説明。男フィギュアだとあんまりやらないんですが、美少女系では必須の食い込み表現は、盛って作るとオムツみたいになるので、削って作ります。
■2番の別パーツ、3番の一体で盛って作る~もそれぞれ細かいポイントがあって、4番目の”試しながら作る”が今回のハイライト。和服のように隙間や重なりが魅力になる服は、探り探りというか、試しに作ってから分割を考え、また切ってから再度盛る~みたいな事になると……
■ここで作業実演。1枚目の3番の作り方で袖と背中を、4番の方法で着流しの裾をラフに~ですが作ってみました。上半身は左右いっぺんに盛ると持つトコロがなくなるので、片肌づつ作業。下半身は同じく前半分だけ盛るつもりだったんですが、エポパテが余ったのでお尻から膝の後ろに垂れる裾も固めてしまってます。
■そこから再度ボードに戻って2枚目では、服造型のポイント集。私もあんまり得意じゃないんですが、一番よく相談される”しわ”のコツを3題。真ん中の上段に書いた2番『切り口の処理』は、そんな”しわ”が苦手だったら、下手にしわしわさせるよりも、切り口を波打たせて布っぽさを出す手もあるよ~と。
■3番は男フィギュアで、これまたひっかってる人の多い『股間をどう処理するか?』問題。幸いにも、(近代では)本物のズボンが、そこを目立たなくするようにデザインされてるので、それに倣って”横方向のしわに埋め込む”とあっさり解決します。レーパンや海パンはまだ上手い正解は無いかなぁ……(‘A`)
■オマケ的にボード3枚目で『和服のコツ』。以前フリー枠実演でやった『実演#061 和服造型の勘所』のダイジェスト版ですが、ざっとお話。今回も鶴の恩返しが登場!ヽ(‘A`)ノ