■暑いねーヽ(‘A`)ノ
またまた遅くなりましたが、ワンフェス前だからもう3週間も前の模型塾、第24シーズンの最終回の分の記録写真、ようやくアップしますー。
■2016年2月にはじまった全16回の最終回となった7/16(土)。1コマ目の『24-A.フィギュア原型入門/美少女編』は全部を使うので、全16回の16回目『表面仕上げ』がテーマです。
■ボードには、スライム原型の仕上げの回と同じ、磨き→塗り~を行ったり来たりする段取りが書いてありますが、本番原型なので、この途中に原型の修正と細部工作が入ってきます。
■真ん中にはよく聞かれる『原型は何番くらいまでサンドペーパーかければいいんですか?』への返答。磨いて終わりではなくて、サフェーサー吹いて終わり~で、しかもその後ゴム型で複製をとることを考えると#400番の水研ぎで十分なんじゃないかと……。
■右の方はそのサフェーサー作業の後に『貼り付けて作る』ディティール(細部)表現のいろいろ。トップ画像のセーターの女のコはデニム縫い目をこのテープ貼り付けで作りました。
■板書は実質的に↑上記の1枚くらい。↓で、最後に毎回話してる『八合目の話』フィギュア原型本にも書いたかな?
■手元メモは、延び延びになってた顔原型のオマケ『閉じた目&開いた口』を、作業しながら解説。これも本で書いたんですが、目の閉じ方は、おおざっぱに分けると↓
1.上まぶたが下がってくる(寝顔、伏し目)と
2.下まぶたがあがってくる(笑顔、叫ぶ)
~があるので、造型でもそのニュアンスを拾いましょう~ってのと、その応用?でウインクするときは、普通は2番の笑顔の方の閉じ目になります、試しにやってみてください~って言ったら、今回は何人かが、1番の閉じ方でウインク出来てた!スゲー!!峰不二子っぽい!ヽ(‘A`)ノ
■手元メモはもう2枚。開いた口の解説。”表情”というのは動物の脳の仕組みからして『シンボル化=マンガ的に省略して解釈』してるので、ここはマンガが長年磨いてきたニュアンス表現を借りましょう~が口角の膨らませ方に。
■下の方は開いた口の”穴”をどう処理するか?断面から考えた落としどころ?
■ちょっとまだガビガビしてますが、表面仕上げの説明も兼ねてサフェーサー吹きまでもっていった今回の顔。ほっぺもちょっと丸すぎかなぁ……(‘A`)
■原型全体は最終回でここまで。デザイン&設定(1/6スケールが原寸の小型競技ロボット『スモール・ボディ』から派生したアイドル仕様『サウンド・ボディ』の一体)は気に入ってるんですが、やっぱり締め切りが無いとなかなか完成しないねぇ……(‘A`)