模型塾 26-E.ゴム型複製講座 第4回 記録写真

模型塾 26-E.ゴム型複製講座 第4回 記録写真

■模型塾記録写真、第26シーズン最後の最後は、7/22(土)の2コマ目『26-E.ゴム型複製講座』全4回の4回目『湯口を切ってレジンを流す』回でした。

■ホワイトボードはこれ1枚。左上のポイントがイキナリ『難しいところ→あんまりない』って(笑)。
反面『失敗したら取り返しがつかない』のがこの最終工程です。

■ゴム型のときにはいつも言ってるんですが、原型を作る作業はどちらかというとパラレル(並列)作業で、部分ごとの失敗はそれぞれ個別に取り返せるんですが、ゴム型複製は、全部の工程が単線に並ぶシリアル(順列)な作業。月旅行みたいなイメージで途中まcで全部上手くいってても最後の最後でパラシュートが開かないと全部アウト~というトコロがありまして……

■右上からは、イベント前に量産するときの小技集。シリコンゴムは断熱性が高いので、型の内側はレジンの発熱で触れないくらいの高温になっていても、外側はほんのり温かい程度。結果、内側だけ熱膨張して型がエビ反り状態になって、バリやレジンの漏れが起こります。なので様子を見てゴム型を冷やしましょう。またそのタイミングで換気や休憩、掃除を上手いことはさんでいきます。
右下はさらに小技と微細発砲対策の話をしました。

■今回の私の例題ゴム型、最初のテスト流しの結果です。ゴム型の上の方にレジンが流れきっていなくて欠損パーツが出来てます。よく見るとそこへ向かう湯口が細かったり繋がってなかったりしていて、レジンが途中で硬化しちゃったと。テスト流しの様子をよく見て必要な部分の湯口を太く広げて修正します。

■こちらは3コマ目のフリー枠でオマケ的に話した『上手くなる近道』『イベントディーラー必勝法』どっちも言われてみれば、めっちゃ普通のコト言ってますね……(‘A`)

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