■模型塾記録写真、6/3(土)の２コマ目『26-B.フィギュア原型入門/美少女編』の第10回でした。全12回のコースなので残り３回。この週は『分割について』
■左上に書いたように次回、11回目が『服の造型』で、そことセットで考える～もっというと服を作る前に切っておいた方がいいか？服が出来てから切った方がいいか？段取りもあわせて分割を考えます。
■水着など、身体に食い込むような服は、食い込みを彫刻してから、分割→調整がいいし、セーラー服のお腹なんかは、服が出来てからだと切りづらいので、先に切っておく。下に書いた半ズボンは微妙なところですが、丈の長さが難しい→長すぎても短すぎても変なので→何度か調整して→バランスに納得がいってから切った方がいいかなぁ……(‘A`)
■真ん中上段は具体的な手順。今回はシンプルな服装なので、平気なんですが、ややこしい衣装や凝った髪型の場合は紙の上に覚書き的に分割案を描いてみると整理できます。
■真ん中下段は裏技～まではいかないけど、分割の小技集。右の図はそこにのっかっての分割例。
私達が使うことになるゴム型複製は、それなりに制約があるので、複製で無理するよりは、多少組みづらくなっても分割で対処した方がいいと思います。
■今回の例題の分割案。エプロン等はまだ作ってませんが、こんな感じで前半分？は上半身と一体で、下半身が別。脚はジーンズの縫い目に沿って左右で半割り。ズボンは普通真ん中に縫い目があるので、ここで割るのが簡単でしょう。
■作業実演で切ってみた原型。左右のひざをくっつけるようなポーズだったので、腿の内側はここから手を入れることになります。
■この後、左右の脚の分割面を整形→切りしろ部分をポリパテ＋離型処理で復活させましたが、写真また忘れてます……(‘A`)