■先週11/5(土)の模型塾、記録写真アップですー。ヽ(‘A`)ノ
■１コマ目の『25-A.フィギュア原型入門/男性キャラ編』は８回目。全13回の中盤となるこの週は『手の造型』。時間があれば足首もやりたかったんですが、時間切れに……。
■ホワイトボードではおおざっぱな作り方をABCDで４パターン。手指のポーズとサイズ（縮尺）の大小、あとは使う素材で変わってきます。
■真ん中に書いた、針金を芯にパテで肉付け～はポリパテでは問題ないんですが、エポパテを細い線材にぴったり隙間なく巻き付けるのは簡単なようで難しい……。くるくる押し付けてるうちに隙間がどんどん開いてくるこの現象、たぶん名前があるというか、スーパーコンピューターの流体解析でシミュレーションとかしてる研究とかもきっとあると思うんですが、模型塾ではひとまず『ふがふが問題』と呼んでます。
■それもあって、今回はその下の、一枚板に延ばしたエポパテの板に指の切り込みをいれて整形する『グローブ方式』で実演しました。また握りこぶしは左下の『塊から削り出す』で、並行して途中工程を見せてます。
■実演で作った手のパーツ。左上と右下がパテが柔らかい状態でこねこねしたモノ。右上と左下は、あらかじめ固めておいたパーツから指を削り出してる途中状態。これくらでいったん止めて他の作業に進んで、最後の表面仕上げとセットでもうちょい追い込む（細く、丸みをつける）ことになります。
■作業メモには握りこぶしの際に指の肉が完全に潰れる話と、こういう細い部分を加工するときの『折れないコツ』まあ、それでも折れるんですけどね……(‘A`)
■最後にボードに戻って、手の形状や構造上のポイントを列記。キモは、右下に書いた10番の『逆ぞりになった指先の（第３？）関節』。リアルでコレが出来る男は、私は見たコトが無いんですが、今の上手い絵描きさんは濡れ場の描写でこの指先のアップをしっとり描いて『あ……』みたいな隠喩があるので、ファンタジーと割り切って要所要所で使って行けばエエんやで……(•ө•)♡