■えー、新宿・ロフトプラスワンの最新スケジュールページでも、もう公開になってますが、2005年版の『オタク大賞』が1/31(火)夜～開催、今年も呼んでいただきました。
■ＣＳ番組の企画としてスタートした（んでしたっけ？衛星アンテナとか無いもんで……）オタク大賞、書籍版が出たりもしてたんですが、傍からみてても、なるほど運営側の負荷は高そう。予算をつけて出版の版元と調整して、出演者集めて、会場押さえて～と、会社の業務の中のルーチンで、極端に言えば上司から『いいからやれ！』と言われてならともかく、自分の責任とイニシアチブで、なおかつ予算的にペイするように組み立ててもっていくには、ちょっとハードルが高いようす。（だって私みたいな木っ端出演者にまで結構ちゃんとしたギャラ出てたからねえ……）
■反面、イベントとしての魅力はそれを補ってあまりあるというか、企画としてのスジの良さ（年に１回、ちゃんとしゃべれるかつちゃんとオタクな、でもちょっとづつ異業種の人を集めて、客前でオタク分野を総括～ってスタイル）は、誰がみても
『今年やめちゃうのはもったいない』
ので、今回の負荷を下げて、通常の（？）ロフトのトークイベントのカタチをとっての開催は、なるほど現実的な落としどころかと。
■個人的にはこういう総括モノは１０年分とか振り返って見たときにまた”効いて”くるので、ＴＶ放送は無くてもいいので、閲覧性に優れた書籍版は毎年あったほうがいいとも思うんですが、逆に書籍版をつくるのが一番大変なのも見ててよくわかるからねえ……ヽ(‘A`)ノ
■あと今だと、特に後年振り返るときには、絶版とかで手に入らなくなる書籍よりも検索一発ででてくるweb上のレポートの方が実用的かも？もちろんステージでのしゃべりを全部テキストにおこして自前のサーバにＵＰ～なんてことを主催者側の予算やマンパワーでやろうとすると、最初の負荷の話に戻っちゃうワケなんですが、逆に逆に、今だとお客さんがある程度嬉々としてレポートを自分のページに残してくれる世の中ですからねえ……いえ、もちろんコピーライトの問題とかはあるんですが……。ヽ(‘A`)ノ