模型塾 24-C.フィギュア原型入門/男性キャラ編 第10回 記録写真

■先週、7/2(土)の模型塾、2コマ目は『24-C.フィギュア原型入門/男性キャラ編』の10回目、『オタクの学校』での一週お休みを挟んで、こちらも『服の造型』です。

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■ホワイトボード、こちらはこれ1枚のみ。実演の段取りの都合もあってまとめました。
項目は女性キャラ編と同じですが、具体的な適用例は男性キャラにあわせてます。
今は和服とかサイクルジャージがあるので、服を作るのは男キャラの方が大変なのがこの1枚でもわかる……(‘A`)

■右下に小さく書いてある、『日本刀、ひも、ぞうり、ぼうし』は次回(7/9(土))に『小物と細部工作』でリクエストのあったネタ。時代を反映してます(笑)。

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■作業実演はエポパテを使っての服の造型。こちらでは、パテをひも状に伸ばして→肌に乗せる→ある程度くっついた頃合いでへらで整形→アクリル溶剤で溶かしてならす~工程をタンクトップで実演。

■くっつくのを待ってる間に、ズボンのひざと股間にもしわを造型。こちらはちょっと厚めにパテを盛り付けて→1枚布としてしわを刻んでいく~方式。ちょっとだぶついてるので後で削るかも?

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■その作業中の手元メモ。左は今回の工程に限らない話なんですが『正面と横、斜めで矛盾する絵はどう作ればいいんでしょう?』というQに答えて……

■正面顔が”複雑でクセもあって難しいけど、魅力的”。横顔は”シンプルだけど魅力はイマイチ、場合によってはキャラの特徴さえ消えてる”。そういうときに、簡単だからといって横顔準拠で作るんじゃなくて、”一番イイ絵”、”一番好きな絵”を優先して作るのが王道~と。要所要所でどの絵を引っ張ってくるか?の審美眼も造形力のひとつですよ~という例で書いた顔と髪です。

■右は、男造型の問題点、股間の処理について。”もっこり”はなんじゃかんじゃであんまりカッコよくはならないので、誤魔化す方法。やり方自体はシンプルで”横向きのしわでおさえる”。たぶん本物の男物ボトムもこういう理屈でデザインしてるんじゃないかねぇ……?

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