模型塾 26-E.ゴム型複製講座 第1回 記録写真

模型塾 26-E.ゴム型複製講座 第1回 記録写真

■7/1(土)2コマ目は『26-E.ゴム型複製講座』。ガレージキット製作に欠かせない複製行程を全4回でおこなうコースです。いつもはそれほど人気のあるコースではないんですが、今シーズンは何故か申し込み殺到で一番最初に満席になりました。

■その初回はガイダンスと『原型の並べ方』
ホワイトボードは左上の、全4回の内容紹介~にあわせて、典型的なゴム型複製の行程をざっと紹介。3次元的にややこしいので2次元の板書で説明するのは無理があるんですが……

■続いて左下から右に向かって並べ方のコツというか原則を番号付きで。これもあくまで原則で、しかも原則どうしが矛盾するので、実際には優先順位をつけて妥協するんですが、まあ基本はこんな感じ。

■右下の8番に今回実演する『紙の上で借り置き』が出てきます。これまた原始的で当たり前なんですが、いきなり油粘土に埋めると修正、変更が大変なので、コピー用紙かなんかの上に原型と湯口(のダミー)を置いて、レジンの流れ方をイメージしながらいろんな配置を試行錯誤する~と。

■その実演配置例。原型がまだ途中ですが、前シーズンで作ってた着流ししゃがみポーズをシンプル目に分割したモノを仮に配置してます。パーツのフチの黒い線は、ここまで粘土に埋める~という分割線(パーティングライン)。マーカーとデザインナイフがレジンが流れる湯口にあたります。

■ホワイトボード2枚目は来週の『粘土埋めとA面のゴムを流す』回で使うモノを列記。結構いろいろ必要なんですよ。型枠ブロックなどは1回買えば、ほぼ永久に使えるんですが、シリコーンゴムは毎回数Kgづつ消費するので、ガレージキット趣味の泣き所です……(‘A`)

■これは以前作った例題のゴム型と原型。フィギュアの原型は断面の変化が複雑なので、分割面(=粘土に埋める面)もこんな風にパーツの流れにあわせてうねることになります。

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