模型塾 26-D.フィギュア原型入門/男性キャラ編 第10回 記録写真

模型塾 26-D.フィギュア原型入門/男性キャラ編 第10回 記録写真

■まいどーヽ(‘A`)ノちょっと遅くなりましたが、模型塾の記録写真ですー。
2週前の7/8(土)の分をさかのぼって掲載、1コマ目は『26-D.フィギュア原型入門/男性キャラ編』の第10回『分割の話』でした。

■ホワイトボード左上は次回の『服の造形』と絡めて、分割はやみくもに切るんじゃなくて服とセットで考える~という話から。

■また今はハイエンドのPVC完成品がある種の『分割競争』になってる影響もあって、初めての人も普通に分割しすぎてデッサンが崩れたり、全体の建付けが悪かったりしがちなので、あんまり切りすぎない方が良い話と、実はPVC製のフィギュアは(安価なガチャ系でも)無理抜きが効く話。逆に僕らが量産に使うシリコンゴム型+レジンキャストの組み合わせは『深い凹み』がすごく苦手なので、原型では真似できても、その先で困る話もしました。

■真ん中の上段には具体的な手順として、紙の上に仮の分割を描いてみる→服を作る前に分割した方が良いところと服が出来てから切った方が良いところの話を。半ズボンの丈とかブーツの長さなど、全体のバランスと比べて微調整が必要なところは後で切った方が良いと思います。

■右下には3番として、実際に切っていく方法をいくつか。どの方法も大なり小なり『切りしろ』という刃モノの厚み分の欠損が出るので離型処理でその分を復活させます。
復活分の厚み補填には、本体と同じエポパテを使う方法と、曲面への追従に優れるエポパテを使う方法があるので、その両方を実演でお見せしました。ただ、エポパテは硬化後の硬さが違うのでちょっと厄介かなぁ……

■ホワイトボードは上の1枚のみで、実演に移行。すいません、また途中写真撮り忘れです。おなかで上下半身を切った後、左右の脚を股間中央で真っ二つにした、片足分しか写真ありませんが……。ちなみに膝のかたちが良くないので、分割後再度エポパテを盛り足しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です