模型塾 26-B.フィギュア原型入門/美少女編 第8回 記録写真

 

■模型塾記録写真、5/13(土)2コマ目『26-B.フィギュア原型入門/美少女編』の第8回『手首&足首』でした。

■ホワイトボードは作り方から。手のポーズ?握りこぶしか、開いてるか?で違います。
握りこぶしは塊のまま盛り&削りで。開いた指は、原始的ですが平らに延ばしたパテの板に指の切れ目を入れて。針金を芯にするのは、小さいスケールだと、パテを芯の針金になじませるのが結構難しい(ふがふがしてくる)んですよ……(‘A`)

■右上は手の形の基本的な捉え方。あるある失敗としては指を5本分離させるのにとらわれて、細く触手状にしちゃうコト。ポキポキ折らない、強度を確保するためにも『太く作って細く見せる』を心がけましょう。

■その下は指のバランス。同じスタート位置から同じ長さの指が生えるとロボっぽくなるので、真ん中3本がほぼ同じスタート位置で中指だけちょっと長い。小指はスタート位置も後ろで長さもさらに短い~と。

■またコレは絵の方が最前線なんですが、普通の人は普段やらない(ほぼ出来ない)指の第二関節、逆反り~を入れると上品なエロさに。また指を(やや)広げるときに、5本を等間隔に広げるんじゃなくて、1-1-2-1~と中指と薬指をペアにしてくっつけると、少女マンガっぽくなります。

■最後右下は爪の表現。小スケールだったら、爪そのものは彫刻しなくても塗装だけで案外そう見えるんですが、爪が付く指先が上下で非対称になってるのを表現しておきたい~と。

■2枚目は足首について。ちょっと時間が無いのでダイジェスト的にいろんなケースでの作り方と気を付けるポイントを一気に話しました。原型写真はすいません、撮り忘れてます……

■これは、フリー枠でなんかの話の流れで『ドラえもんは難しい』って話になった解説図。
イメージでは←左のスイカみたいな口なんですが、マンガでは→右図のようにニュアンスがあって、本気で作ると手強い。またアニメ版だと下の図のように頭の一番膨らむピークがちょい高めでこのへんも混ざるとやっかいなコトに……

■左の女の子絵は『けものフレンズ』吉崎観音の設定画だと今風の目が離れたバランスなんだけど、アニメ本編のデジタル3DCGでは結構寄り目になってて、これもこれからみんなを悩ませるんだろうねぇ~という話をしました。

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