模型塾 26-B.フィギュア原型入門/美少女編 第4回 記録写真

 

■遡り模型塾記録写真、引き続き4/1(土)の2コマ目『26-B.フィギュア原型入門/美少女編』の第4回『ポーズをつけて関節を固める』です。

■前の週が『オタクの学校』で休みだったこともあって、復習がてらここまでの工程を振り返るところからスタート。一番左端の直立ポーズからはじまって、1~7と番号を振った段取りでポーズをつけていきます。

■真ん中はどういうポーズを作るのか?もっというと”元になる絵”があるポーズなのか?自分でゼロから考えるのか?はたまたその中間なのか?という話。特に今はカードゲーム(っぽいシステムのスマホゲーム)が人気なので一枚絵にビシッと魅力を詰め込んだ凝り凝りのキャラが多いんですが、まあ大変よね……(‘A`)

■真ん中の中段は、それとちょっと違うんですが、マンガやイラストではフレーム(画面の外枠)とアングルで感情を強調することが出来るんで、図のように”下を向いて激しく叫ぶ”もカッコイイんですが、フィギュアだとこういうのはなかなか伝わらない。どうしても一歩引いた客観的な表現になっちゃうと……。

■ここまで難しいのはさておいて、ポーズに迷ったときの方策がその下に。右側は私のフィギュア本にも書いてますが、人体が動くときのポイントをかいつまんで3つ。

■ホワイトボード2枚目は人体可動のポイントの続きが2題。背骨のS字可動と、ひじ&ひざが尖る話。
右側が今回のまとめ?ポーズは前半線の勘所で、ここでの微調整というか”最後のひと曲げ”が見映えに効いてくるので、じっくり時間をかけて調整しましょう。

■例題人形は、ちょっとテーマを変えました。参加者の方が作ってるのがおとなしめのポーズが多かったので、当初の派手なアクションから、近所の定食屋さんの看板娘的に……

■こちらが針金を曲げて、干渉する関節等をちまちまと削り込んだ状態。写真の角度が下からあおってるせいもあってか、太腿がちょっと太く見えますねぇ……

■そこからさらに微調整→針金が露出した関節部分にエポパテをぴったり巻き付けて芯部品をつないだ状態。ひとまずポーズを固定するのが目的なので、裸としてはひとまわり細いんですが、今回はここまでで……。

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