模型塾 25-C.デジタル原型入門/男性キャラ編 第8回 記録写真

■またずいぶん溜めてしまいましてすいません……模型塾の記録写真を遡って掲載します。

■なんと去年の最後の回がまだ未掲載でした……。
12/17(土)の2コマ目、2016年の最後になる『25-C.デジタル原型入門/男性キャラ編』は第8回。
『ポーズを付ける』の後編。前回がソフトの操作でいっぱいいっぱいだった、ポーズ付けを、今回はその考え方、コツ~といったトコロから解説。デジタルのコースではなかなかじっくり取り上げる余裕がない、フィギュアや人体の話がようやく出来る回に……。

■ホワイトボード1枚目は、そのポーズ付けの要点をいくつか列記。手原型コースのポーズ回と同じ
ですが……

1.片足に重心がある立ち方
2.鎖骨から動く肩(と腕)
3.生身の人間は案外頭がまっすぐじゃない
&逆に、胴体を派手に傾けたときに顔の向きをまっすぐにしてバランスをとる

~話を。これを踏まえて操作実演→各自ポーズをつけてみる作業。

■2枚目は、またソフト操作に戻るんですが『ウェイトペイント』の解説。
裸の素体だと今はほぼ無修正でちゃんと動く(”皮”がボーンに付いてくる)んですが、服や髪など、ボーンの影響範囲がややこしいモノを作るときには、手作業で影響の強さを設定する必要があるので、その機能を解説&実演。ねー、このへん、やっぱりポーズは大変よねぇ……(‘A`)

■右上は参加者の方からお題をもらって『こういうポーズはこう付ける』という解説。元になる画像が下から見上げる派手なパースだったので、それを横から見たらどうなるか?を棒人間でいいので簡単にスケッチ→肩が左右で非対称に傾いてるので、それを反映して正面からもイメージ~といった段取り。このへんもまだまだ手原型よりも操作性がやっかいなので、やっかいな部分は紙の上の作業でフォローするのも手です。

■また、1枚目の重心の話と矛盾するんですが、動きを出すポーズの場合、逆に重心を大きく外して動きを強調するのもアリ。今はもう展示の際には台座やスタンドが必須なので”自立”にこだわるよりも動きもデフォルメの一要素だと考える方がオモシロイかと。

■トップ画像は先週の取りこぼし、ワンスキンではなく、個別のパーツにヒエラルキー(階層、もしくは親子関係:ペアレント)を設定して、パーツごとに動かすパターンの例題。球体(っぽい)ジョイントと角棒~で説明するつもりだったんですが、興が乗ってきたので、ロボ少女に……。コレも本当は大きく動かすと関節が干渉するので、もうちょい調整が必要なんですが……

■最後に(ポーズには関係無いんですが)ここまでに出てきたBLENDERのキーボード・ショートカットの一覧をまとめました。こんなデジタルな情報をホワイトボードに手描きで板書するなんて……という気もしますが、コレが、コレが!模型塾ッ!!ヽ(‘A`)ノ

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