模型塾 25-C.デジタル原型入門/男性キャラ編 第6回 記録写真

■模型塾記録写真、12/3(土)の2コマ目『25-C.デジタル原型入門/男性キャラ編』の第6回。
今回は『髪の造型』ですが、それにかこつけてのチュートリアル部分は『複数オブジェクト(パーツ)の取り扱い』。これまで、身体、顔、手首~を作ってきましたが、それぞれは単一のパーツでした。それが複数パーツを組み合わせて作るとどうなるか?を裏テーマにして進めます。

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■ホワイトボード1枚目は左に髪の作り方。髪型にもよるんですが、おおまかに

・頭の”皮”を複製して拡大、改造して髪にする
・バナナ状に延ばした部品を並べる
・この2つの併用

~を基本に考えます。右側が複数パーツの扱い方で

・置くだけ(必要な位置に移動しただけ)
・親子関係を設定する
・ひとつのパーツに融合
・グループ化
・ブーリアン

~を、これまた適宜組み合わせます。

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■パーツを移動してちょうどいい位置と角度に調整する際に、パーツの回転中心(ピボットポイント)を動かすとやりやすいので、その技とあわせて実演。実際にバナナを並べて各自お好みの前髪を作ってもらいました。

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■その後で、皮を改造~も軽く触り程度に作って時間いっぱい~が左画像。ここから凸凹やギザギザをちまちまと足していくと右の感じ(顔もいじってますが)になります。このファイルも次回配布するので、じっくり観察してください。

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■またホワイトボードに戻って、まとめとQ&A。左下はプロジェクターを映しながら話した、コピー(デュプリケート)とピボットポイントの移動。真ん中は、バナナを融合する場合と頭皮をギザギザさせる場合の損得?右は質問のあったおさげ髪の作り方。応用で三つ編みの場合も少々。

■でも男性キャラの、特にこういうツンツン髪は手原型でもやっぱり難しいので、手順がわかったとしても、そこから先が、実際ホント大変なんですけどねぇ……(‘A`)

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