■9/10(土)2コマ目は『25-B.エアブラシの扱い方』第2回。
先週の『エアブラシの仕組みと買い方、選び方』に続いて『樹脂素材へのベタ塗り』を。
■前回体験してもらったエアブラシの操作、A4コピー用紙の裏紙にぐるぐる線を描いたんですが、実は紙の、大きな平面というのはかなり塗りやすい条件。対して、実際にエアブラシで塗りたいプラモデルやレジンキャスト製のフィギュアは、その樹脂素材が基本的にはツルツルしてて塗料を吸い込まない上に立体的で細かい凸凹もあって、実はそもそも塗るのが難しいんですな。そのあたりをじっくり解説&そうならない対処方法を実演&体験~ということで、ベタ塗りだけで2時間、贅沢に使いました。
■ホワイトボードは樹脂素材に塗るときの失敗例から。流れる&タマる理屈を説明。
真ん中は先週の復習としてエアブラシ塗装の際に関係するパラメーターをあらためて整理。
1番2番の塗料の量と空気の量は、ハンドピースのボタンの動きで直接コントロールするのでわかりやすいんですが、実は同時に3番の塗装面との距離と、4番のハンドピースの移動速度も同時に調整して、いろいろ上手いコトやるんですな(←雑……)
■5番6番はちょっと性質が違って、塗りながら逐次リアルタイムで変えていくというよりは、塗る前に都度都度変更しておく~という意味では”セッティング”という感じ?
■で、このへんを駆使して最初は空中で半分乾かすくらいのキモチでザラっと薄く吹いて足付け→少しづつ重ねて塗膜を”液体の溜まり”にならないようにちょっとづつ塗り重ねて”育てる”イメージ?
■今回板書はこの1枚のみ。以降この話を踏まえて、細かいパネルラインの入ったレジンの飛行機?パーツを各自塗ってもらいましたが、また写真忘れてたー!ヽ(‘A`)ノ