模型塾 25-A.フィギュア原型入門/男性キャラ編 第12回 記録写真


■遡り記録写真、昨年最後の12/17(土)の1コマ目『25-A.フィギュア原型入門/男性キャラ編』全12回の最終回の分です。

■予定では全13回でしたが、私の体調不良で一回休み。短縮した分というコトで『表面仕上げと細部工作』2回分が合わさってます。ちなみにトップ画像が例題フィギュアの進行状況。着流しのお腹パーツも出来ましたが、まだ全体にぶかぶかしてます。キーボード超汚い……(‘A`)

■ホワイトボード1枚目、左側は表面仕上げの段取り。エポパテは素材そのままで仕上げて複製~も得意なんですが、ここでは古典的なサフェーサー等を使う方法を。この後この工程で顔の原型を仕上げました。

■真ん中はサフェーサーでは埋まらない深めの凹みやパテを盛り足したときにできた谷を埋める素材を、荒めから細かめまで列記。一番右は離型処理でぴったり合うパーツを作るにはポリパテもイイよ~話。前髪等の細い部品がポキポキ折れるようならそこだけを硬いポリパテで作る手もあります。

■2枚目は細部工作の小技集?『異素材を使う』は、全部エポパテの削り出しじゃなくて、適材適所で色々組み合わせましょう~からスタート。レジンキットの原型は、極論1回のゴム型複製に耐えればいいので、マスキングテープやアルミテープ、市販のプラ製のリベットなど、スケールや厚み感にあわせて”貼って”再現でOK。ズボンの縫い目は厳密には違うんですが、テープの細切りで案外それっぽくなるし、セーラー服の襟の白い線は本物も布テープの縫い付けで出来てます。

■右上はこれまた今の課題の日本刀。刀身の溝(樋/ひ)が無ければプラ板から切り出すのが現実的。逆に溝を彫るにはプラ板はちょっとやっかい。個人的にはポリパテが粘りが無くて彫りやすいんですが。

■もっと大変なのが握り部分の凸凹表現。引きの絵では菱形に省略されるんですが、柄糸という紐を捻じって巻いた結果出来る模様なので本気で作るとこれまた彫刻地獄に……。小さいサイズでは絵のニュアンスで菱形を並べるのが現実的だと思います。

■右下はこれまた刀剣系で頻出する紐の作り方。原型は針金やビニール線でどうにかなるんですが、複製が大変なので、図のようにプラ板の端に並べて接着して板ごと複製かなぁ……(‘A`)

■最後に毎度話してる『八合目の話』。前にここでも書いてるよねぇ?
下にもう1ネタ、サービスで『上達の近道』これは見たまんまですね。

■この後、全員で机を巡って他の人の作ってた原型を見る時間をとりました。
また3コマ目の後、軽く打ち上げ。最後っぽく盛り上がって、ありがとうございましたー。ヽ(‘A`)ノ

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