模型塾 23-C.可動原型の作り方 第3回 記録写真

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■昨年最後の模型塾12/19(土)の2コマ目『23-C.可動原型の作り方』の3回目。
『芯の盛り削り』~と『関節部品の組み込み』

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■芯の盛り削りは、固定ポーズの前半と基本的には同じ。今回は1/12スケールということもあって、作業量は1/8サイズに比べると少な目。ただ、可動の場合、ジョイントパーツの軸穴がかなり大きいので、穴周辺の”皮”が砕けないようにしっかり固める必要があります。

■そこに軸穴を開けて、市販のジョイントパーツが納まる半球状のくぼみを彫り込みつつ調整~と、言葉にするとこれだけ~なんですが、その周辺に細かい小技がいっぱいあって、都度都度解説していきました。

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■2枚目は作業工程からは外れるんですが、可動モノをやってて気付いた余談?
左に書いたのは『男ボディに外れ無し』。美少女キャラを可動にしようとしたとき、どうしても裸のラインやシルエット、パンツのカットラインやおしりのつながり~等々の”見た目”に引っ張られるので、可動範囲や動き、堅牢性にしわ寄せが来ちゃいがちなんですが、男素体ってその辺みんなすっぱり割り切れる(パンツの角度にこだわってない)のか、みんなよく動くし、カタチのイイんですよね。

■もう1ネタは『深く曲げれば、なんとかなる』。もちろん肩や腰の工夫も楽しいんですが、膝や肘みたいな1軸で曲がるだけの部位が、深く曲がるだけで、なんてことないポーズがカッコ良くなるコトがあるよー~というのを、昔やった(正確にはロボ師:佐藤拓が原型、私が可動改修)海洋堂の『カンチ』(フリクリ)を例に話しました。

■こちらもこの後、実演で例題原型のおなかにリボ球を埋めて、引き続き作業時間に。
今週はこの続きになります。

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■ちなみにこの日の3コマ目はいつも通り普通のフリー枠。今回ははじめてプラモ塗る~という参加者の方がいたので、エアブラシをつないで貸し出し。でも窓開けるから、さすがに今の時期は寒いね……(‘A`)

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