『日本オタク大賞 2009』ありがとうございました

100111a

■こんちわーっすヽ(‘A`)ノ
えー、↓前エントリのコメントやtwitterの方でも
報告しましたが、先週土曜夜は毎年恒例のトークイベント?
『日本オタク大賞 2009』に参加させていただきまして
まいどのことながら多数のご来場ありがとうございました。

■概要は速報にもあがっているのでそちらをご覧に……
選定結果もそうなんですが場内のトークもかなりまっとうな印象?
個人的にはオタク大賞ってのはもうちょいカオスだったり
ひねくれててもいいと思うんですが、逆に言うと
今年は各ジャンルが粒揃いかつ豊作で、あんまり
ネタっぽいこと言ってる余地がなかったってコトかも?(‘A`)

■で、そんな中の東海村 原八個人賞の『ウイングナット・ウイングス』
スケールモデル畑の(主にオッサンな……(‘A`))人には
納得を越えてイマサラなチョイスかとは思いますが、オタク全般に
広く紹介する意味でも推させていただきました。

 *『WINGNUT WINGS』公式ページ

 *金子辰也氏による紹介ページ

■もちろん、社会的なポジションでも、オタクとしてのスキルや”格”も
圧倒的に上であるウイングナットウイングスに一介のモデラー
東海村 原八が賞を~というのはかなりおこがましいというか
失礼な話ではあるんですが、それを言い出すと、
東海村 原八よりへにゃへにゃな相手にしか受賞できなくなるので、まぁまぁまぁ……(‘A`)

■で、現場で話そうと思って忘れてた(正確には打ち合わせの
段階で話してて、言った気になってた)補足を書いておきたいんですが、
実は同じような

”オタク的なこだわりがちゃんと支持されている高品質高価格路線”

~ということで、『ホットトイズ』の快進撃とセットで2009年
の模型、フィギュア枠のトピックだと思ってまして……。

■逆に、ここ数年来の最前線であった萌え路線、美少女フィギュア
の方は昨年さすがに疲弊してて主な話題がAmazonnの投売りだったり。
もっと言っちゃうと

『大手メーカーが作ってくれないんだったら自分たちで作ってやる!』

だったはずのガレージキット(~が出自の萌え系フィギュア完成品)
メーカー側が『もう何を出せば売れるかわからない……』
とかになっちゃってる。もちろん日銭を稼ぐのは大事なことですが

『オレたち何がしたかったんだろう……こんなハズじゃなかったのに……』

~とクタクタになってる心にはこういう志、それこそ海洋堂言うところの
”ガレージキットスピリッツ”でモノをつくってる姿はもう羨ましくて
しょうがないという……

■だから、実はウイングナットウイングスとかホットトイズ
(あともう1世代前だけどアキュレイト・ミニチュアズ
なんかは、一般顧客というよりも疲弊してる業界人にこそ
インパクトだったと思うし、その影響はじわじわと5年10年かけて
オタク業界(も模型、フィギュア部門)を気がつけば変えている
というか後になってみると

『wnw(とかの略称になってる)が”黒船”だったよなぁ……』

とかいうことになってるとも思うんですよね……。

2 comments to “『日本オタク大賞 2009』ありがとうございました”
  1. ウイングナットの、その志はすごいなーと思いましたけど、それ以上に、生産はOEMとして外部、設計やパッケ・インストとかのソフト面のみに全力を注ぐ、という体制がインジェクションで可能なんだと知った衝撃のほうが大きいですね。(WAVEやボークスもやってますけど。)
    だったら、全部自社でやらなくても、外部の企画~で、モケイメーカーは生産を請け負う、てな感じで閉塞気味な日本のプラモ業界に光が射さないかしらん、と夢想してみたり。
    そういえば、個人で飛行機プラモデルを生産してイベントで販売されてる方もいますね。

  2. >全部自社でやらなくても、外部の企画~で、
    ■ねぇ……そこも夢が広がるんですよね……('A`)
    ■それこそデジタルで設計データまで仕上げて
    ボーンと工場に渡す~みたいなことがいよいよ
    出来そうというか、すげーやりたい……('A`)

naka へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です