■ちょっと遡って模型塾記録写真、先々週の11/21(土)の2コマ目『23-B.デジタル原型 超入門』の9回目、最終回の分です。
■先週ポーズをつけた素体にアーマチュアの移動、回転を『適用』してポーズ固定→歪んだポリゴンを調整→厚みをつけたり穴をふさいだりして3Dプリンター出力用に調整する話からスタート。映像用と違うノウハウが必要な部分をその理屈や考え方(デジタルデータは厚み:0でも平気)から解説します。
■2枚目は出力用の標準データ形式になってる.stlフォーマットの話から→寸法設定→厚み付け→パーツ分割とブーリアンの罠→部材のポリゴン交叉から内側外側~の自動判定の話まで。
■並行してmeshmixier(というフリーのstl編集、修正が出来るソフト)の紹介、実演とDMMさんの出力サービスにリアルタイムでファイルをアップロードして見積もりもらうところまでをお見せしました。
■で、前の週に出力をオーダーしていたのがこちら。ほぼ1/35スケールで45mmくらい。高精細アクリル樹脂仕様で\2300。太もも等のなめらかな部分は積層跡も見えますが、髪や指先などのディティールの密度の高いところはもうこのままイケる~というか、手作業でこれ作れる人、そんなにいないレベル。逆に、大きい原型は値段と積層跡の問題があって、まだ苦手なんですが……。
■~と、超駆け足、時間の都合もあって、座学と実演だけでいっぱいいっぱいのここまでで、全9回を終了しました。余裕があったら、色をつけたり、照明やアニメ、セルレンダー等も楽しいんですが、全然そこまでいけないのが残念……。ちなみに、ここしばらくレギュラー化してたデジタル枠ですが、次シーズンはたぶんお休み。気になる方は2016年の秋冬(第25シーズン)以降にご期待くださいー。ヽ(‘A`)ノ