工具・材料について

2010.08.15 更新

■講座ので使用する工具、材料については基本的には、参加者の皆さんで用意してください。こちらから一律に支給したり、共用工具を使うことはありません。

■理由は、技術レベルや経験にいろんな幅があるので、既に持っている使っている工具にも違いがあって、 ここから買い足す工具などもみんなバラバラでしょうから……。これまでに模型の経験のある方は使い慣れた工具を、各自持ち込んでください。

■それとは別に『こんな工具をこうやって使う手もありますよ』と紹介する機会も多いと思います。 その分については実際に各自の判断で取り入れてみるもよし、逆に別の方法を開発してみるのよし!というコトで。 また、参加者同士で、他の人の工具や使い方、ちょっとしたコツなんかを聞きあう&教えあうのもいいと思いますので、そのあたりもぜひ積極的に。

■また、参考書『フィギュアの達人 上級編』の工具ページも参考にしてください。

基本的な工具

ナイフ、かまぼこ板■その上で今のところ想定している基本的な工具としては

・デザインナイフ
・サンドペーパー各種
・サンドペーパーを巻きつける木片など(かまぼこ板がおすすめ)
・鉛筆&油性マジック(原型に書き込みとかする)
・筆記用具(スケッチを描いたり、メモをとったり……)
・ちいさめのスチール製の定規(15cmくらい)

〜という、割りとありがちなトコロと、あとはちょっと特殊気味で、


・ドリル&ピンバイス(芯に針金を差す穴を開ける)
・小ぶりなラジオペンチ(針金をつまんだり切ったり)
・大ぶりなニッパー(レジン湯口とかをバリバリ切ったり)
・カッティングマット(ちいさめでOK)

〜あたりが作業によっては必要になってきます。いずれも普段使っているものがあれば、 それをそのままで。それ以外に買い足す必要がありそうなモノについては会場で現物を見てから買いにいっても平気だとは思います。

■あとは工具というよりは家庭用品(?)なんですが、

・新聞紙(机が汚れないように下に敷きます)
・古雑誌(ポリパテを混ぜる台紙に。紙が上質なモノを破りながら使う)
・ちいさめの水入れ(?耐水ペーパー用の水を入れる用に。浅めの灰皿が使いやすいかも?)
・ウエス(ボロ布。古いハンカチとかTシャツの切れ端とか)



■また、削った粉などが結構出るので、汚れてもいい服装で。


造型素材

■素材については、基本的に初回はこちらで用意したモノ(ポリパテ、針金等)を 使っていただきます。それが気にいれば各自購入して自宅でこの先使うもよし逆に、 普段自分が使ってる銘柄の方が相性があう、あるいは在庫がある〜等でしたら、そちらを持ち込んで使用してください。

ポリパテ 缶

複製素材、工具

■尚、『ゴム型複製講座』で扱う素材(ゴム、レジン)&用具(粘土、ブロック、紙コップ等)についても 基本的には各人で使用する分を用意してください。

■ただ、こちらはさすがに用意するモノが多いので、まず1回目を、こちらで用意したゴム型に流してみせる 実演&体験の時間として、その際に2回目以降に実際に作ってもらうゴム型に必要な素材や手順について、現物を前に詳しく説明したいと思っています。