28-F.素材入門 ファンド編 (全2回)

2018.02.15更新

■リクエストをいただいた、いろんな素材の扱い方を材料ごとに短めのコースにまとめてみました。

■素材入門の最後は『ファンド編』。紙粘土の繊維質を石粉に置き換えた、もっちりした粘土で、整形後に自然乾燥で硬化して、硬化後の加工も可能な素材です。

■その安全性と安価ばことから、フィギュア原型では入門用として取り上げられることも多いのですが、乾燥に時間がかかる(1cm程度の厚みでも丸一日以上) ことと、強度が弱いので、模型塾ではあまり使っていません。ただ、そこを踏まえて使いこなせれば、独特の表現力、魅力があるのも事実です。

■今回はその乾燥のクセや表面面仕上げもまじえて解説。他の素材入門と同じく、講義→実演→各自作業と進めていきます。
全2回の内容は

・芯を固める/乾燥、硬化と整形
・表面仕上げ/乾燥後の削り加工とサンドペーパーがけ

〜になります。

■素材の扱い方を知るのが目的なので、今回作るのはシンプルな”おばけ”。 こちらも素材のファンドやサフェーサーはこちらで用意するので、参加者の方は以下の工具類を持参ください

・替刃式ナイフ(タミヤ モデラーズナイフがお薦めです)
・カッティングマット
・へら(スパチュラの片方が耳かき状のもの)
・古新聞

・作った原型を持ちかえる容器(100円ショップのタッパー等)
・汚れても良い服装(作業用エプロン等)