
D.ゴム型複製講座(全4回)
2010.07.20 更新

■ガレージキットそのもの、つまり『組み立てキット状態の部品』を自分自身で大量生産する際に欠かせないテクニック『ゴム型複製』、
自分でつくった原型をシリコーンゴムで型取り、レジンキャストを注型してレジンキット化する”複製工程”を実際に体験します。
■2週目以降で、参加者が実際に素材を購入し会場に持ち込んでゴム型をつくる『人柱コース』と、見学のみの『立ち見コース』の
どちらかを選んでいただきます。初回、1週目はどちらも基本的には見学と体験になるので、その2コースに分かれる仕組みはその際に詳しく説明しますね。
概要説明&原型の並べ方
■初回はゴム型複製の工程について、まずはざっくり通して説明します。
あわせて、必要な材料、工具も紹介。シリコンゴム等を選ぶポイントも解説。
■また、原型を並べ方、そのときのコツや小技を、過去のゴム型や複製パーツを使ってちまちまと
お見せします。基本的にはこの週は座学が中心になります。
粘土埋め&ゴム流し
■平らに延ばした油粘土を土台として、原型を半分埋めていきます。
先週考えた配置にそって、湯口や空気抜き〜といった導線も埋めて、周りをブロックで組んだ壁で囲い……
■硬化剤を計量、混合した液状のシリコーンゴムを丁寧に流し込む……というところまでが2週目。
バリアコート&もう片面のゴム
■硬化したゴム型をひっくり返して、油粘土を除去。
■反対面のゴムがくっつかないようにバリアコート(油やワックス等)を分割面に塗りこんでから
残り片面にもゴムを流して両面取りのゴム型に
レジン注型
■両面が硬化したゴム型を開いて、湯口、空気抜きをナイフでカット(簡単に切れます)
完成したゴム型に実際にレジンを流して試作→湯口等を手直し、最終的なレジンキット製品を
つくるところまで〜で、全4回です。

