■『模型の王国』がワンダーフェスティバル'97お送りした『ギャルゲー2000』の内容を整理集約したアーカイブです

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『ギャルゲー2000』アーカイブ4/ 1997.08.21〜09.07

模型の王国／ワンダーフェスティバル'97summer 特別企画
GAME of PRITY LITTLE GIRL archives

■で、最後ワンフェスまでとその後のフォロー。いやー、いい夏だったな…

1997.08.21 （木）12:15
そんな思い込みってありません？

■よーやく原型完成、シリコーンゴムを流すところまできました。型わくはセオリーどおりにダイヤブロックを使用。この、ブロックで型を組むってのはオイらが発明した！-とずっと信じ込んでいたんですが、世の中へのあまり広まり加減にどーも、違うんじゃないか…その記憶すらも誰かの思い出なのかも……と揺らいでる夏の午後。

■こお、どうにか先が見えた状況なんですが、今のところ予定からきっかり24時間の遅れ。さあ、どこが割りをくっちゃうんでしょーか?

■ちなみに価格なんですが、どーしましょお…。まだ迷ってます。実はパーツ数とか４体それぞれけっこう違うんですが、面倒なんで価格差はつけないつもりです。数はまあ、時間いっぱいで抜けた数だけ持っていきましょお。この辺てきとーでいいってのもオリジナルの強みです。

■あと、POP用にCDパッケージ（いちおー架空のゲームソフトなんでね、プレステか？やっぱし、今だと／笑）のサイズのカラーイラストをあてにしてた知り合いにあっさり断られて途方にくれてます…





1997.08.22 （金）3:15
もお泣かない…

■しょーがないので自分で絵を書きました。カラーなんか書いたことないっちゅーねん！（関西）でも楽しいのは楽しい。てゆーか模型からの逃避だな、単に。

■あと買い出しに行ってきました。横浜の東急ハンズとコトブキヤ横浜店へ。ブースの飾り付け用の布やら絵を書く用にマーカーなんかも。関係ないっスけど、too.のコピックってすげー高いなあ…。発色があんまり好きじゃないから買うつもりはないんですが、みんなあんなに高いモノを使ってるんだ…びっくり。


■さて、明日は起きたら複製地獄！

1997.08.23（土）11:30
まだ生きてます。

■結局昨日たっぷり一日かけてキットの複製がどーにか終わりました。数はそれぞれ20セット±α。買い込んでいた２kg入りレジン４セットを使い切ったところで心地よくない疲労感とこんなに抜いて売れるのか…という不安感とともにダウン。

■いやー、今現在、超不安。心なしか心拍数も高めです。こお、理屈で考えるとどんどんネガティブな要素が浮かんでくるじゃないですか…。がんばれ！自分!!

■あと、作業的には完成品の塗装x4体分と問題のインストが残ってます。どお、考えてもイベントとかキャラクター紹介とか書いてる時間なんかないぞお…

■あとあと、右のは４人目、電波系のパッケージ。うわ、ほんとに叩き落としてるよ…。どお考えてもこれ刷る時間ないのが難点です。後でフルサイズの画像を載っけておきますからキット買った方はここからダウンロードして自分のプリンターで刷ってね！







1997.08.25（月）17:30
いちおうゴールです…

■たいへん長らくお待たせしました、ようやく載せられたちゃんとした模型の写真です。それぞれの大きめの画像はとりあえず別のページ『 GG2000 instraction manual & package 』にしてありますので深夜早朝の回線がすいてる時間にでもどうぞ。

■案の定土曜日曜と更新できませんでした。ワンフェス準備＆当日アーンド終わって爆睡から起きて地道に部屋片づけの連繋コンボをこなしてようやくキーボードにむかえてます。以下とりあえずギャルゲー2000関係のみになりますがレポートを…

■土曜は下記の11:30の日報をアップした後複製作業でちらかった部屋をとりあえず完成品を作りにかかれる程度まで片付けました。完成品の整形やら下ごしらえはいくついっしょに作ろうがあんまり能率は変わらないってのはバーチャロンを８種類一気に塗ったときに証明済み、結局塗りにかかったのが夜の11:00…

■塗装にかかるとおんなじ色の部品はパカパカ塗れるので能率はあがりますが、実はこの時点でもまだどんな色にするかを決めていなかったんで考えながら、でもなるべく塗りやすいように色を決定していきます。たとえばセーラー服の襟なんか青地に白線より白地に青線の方が塗りやすいじゃないですか？そんな感じなので、今回のこの色も決定稿ってわけぢゃないんだな。

■全パーツに色がついた時点で朝6:00。大急ぎで荷造り、板の間で仮眠のちきい太をたたき起こして有明に出発！一睡もできないぐらいはデフォルトなんですが、シャワーぐらいは浴びたかったなあ…

■会場に入ったのは8:30くらいだっけ？今回久し振りに凝ったカン違い系のディスプレイをさくさく準備。完成したブースの様子はちきい太の写真があがってきたら載せるとしましょお。で、パーツバラバラのまま持ってきた完成品を組み立ててたら会場時間となりました。

■迷った価格は結局\4000に。でも、まわりを見回したり知り合いに言われたりですぐに\2000に値下げ。つっても\4000で買ってった人は一人もいないんでまあ倫理上問題はないでしょお。で、パラパラと散発的に売れて結局全部で18個売れました。うーん、勝ち負けでういと負けですな。『勝とか負けるとか、いいとか悪いとか…』じゃないんだよ！ガレージキットは！と口先では強がって見せるものの『心が泣いちゃいそうだよ…』状態でした。

■いわゆるオリジナルってゆー時点で弱いっちゃー弱いんですが、ちょっと前にやっぱりオリジナルの人形やったときはもー少しイケてました。まあ、模型の力が足りなかったのがなによりの要因だとは思いますが、他のブースの顔色とか見てても泣き顔がちのようでどうやら『ガレージキットという魔法』が解けちゃったみたいで他の、たとえばアクションフィギュアとかＣＤとかとんかつ定食とかと等価な、価格だけを共通の尺度として計れちゃう"商品"になっってしまったんじゃないかなあ…（逆に売れてるところは違う種類の魔法がかかってるんだと思う）この1997年8月24日をもって--と思ったりもしてみたり…

■ちなみに一番人気は人形４の電波ちゃん。濡れたＴシャツパワー（Ｔシャツじゃないやん！）全開ってとこでしょおか(笑)次いで幼なじみのセーラー服で水着の委員長はなんと一個も売れませんでした。うーん…。

■そのままへろへろと帰って爆寝り…涙で枕がしょっぱいや…



1997.09.07（日）1:30
夏にありがとう…

■ワンフェス終了２週間にしてようやく『ギャルゲー2000インスト＆パッケージ』できました。もっともコレに２週間かかってたワケじゃなくて、なかなか取り掛かれなかったダケなんですけど。もお、さすがに今やらないと永遠にできない気もしてきたんで今日一日で一気に片付けちゃいました。

■インストはともかくパッケージの絵は大苦労大会。カラーって難しいねー。世の中のカラー原稿ってものがやっぱり全部誰かが塗ってると思うとすげーや、いまさらながら…。−とはいうものの今回ＰＣに読み込んでからの加工でちょっと加工とかしてまして、かなりゴマカしてます。はじめてフィルタとか使っちゃったよ。

■あと、そちらにキャラクターの簡単なプロフィールとか載せておきました。はじめはもっとそれっぽい、誕生日からはじまって３サイズやらがのっかってるカード（笑）と各キャラクターごとのイベントのカードなんかをキットに付けるつもりだったんですが全然それどころじゃあなくなりましたね。『ガレージキット版のサルまんみたいなモノですね』ってメールを頂いたんですが、なんか結局”とんち番長しかない”という情けない事態に。

■まあ、こちらの意図としては『サルまん』というよりは『ガイソード』（リバイアサン泣き）のつもりだったんですけどね。てゆーか、カバヤは出すべきだって、オリジナルのギャルゲー（風、当然ゲームそのものは無い、最初っから）食玩シリーズを、カードでのストーリー展開で。今だと塗装済みフィギュアかなんかで、例によって中身は４種類しかないんだけどカードはいっぱいあるの（笑）ねえ、欲しいよな、みんな！

■さて、この先の展開ですが、ワンフェスとかでオリジナルモノはなにより継続がモノを言うという事実が経験上わかってる手前、全然続けるべきなんですが、こお、次はいきなり冬だから、何作るよ？模型的には厳しいぞお…。どんな格好をさせようか…えーと、まず、サンタでしょ、あと冬服ってゆーかピーコートだわな、スキーとかは実は全然模型映えしないし…ただどれもこれも露出が…。あとあと、人数増えてくるときっとキャラが”かぶって”くるんだな…

■まあとりあえず、今回のリアルタイムワンフェス連動企画としての『ギャルゲー2000細切れ日報』はこれにて一回終了とさせていただきます。長らくの（短いけど）ご愛顧感謝。ただ、せっかくのキャラクターだし、ようやく発表になった衝撃のストーリー（えぇ？）なんで、また何か思いついたら『環境新聞』でやりますんで、てきとーにお楽しみに！

p.s.引き続き和久井先生情報お待ちしております…