環境新聞 26号 /ストーリーシート

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story2
蘭宮
under world RANNGOU

武装都市国家『蘭宮』(らんぐう)。人工数十万の都市国家の命運はたった1機の巨大ロボットに委ねられている。この時代、競って建造された各都市のロボットが互いに戦い、敗れた方の都市は解体されていく。逆にその都市国家はそのすべてがロボットのために存在するのだ。

トウテツ。蘭宮が竣工させたこのロボットにはじめて取り入れられた人間の精神を使用するシステム。そのために選ばれた剣士『十三妹(しいさんめい)』彼女の苛烈な戦いが今はじまる。



■ぐわ。おもーい。漢字でませんがトウテツってのは例の難しい漢字の奴ね。封神奥義にも出てるんじゃないかなあ?ロボ的にはランドスケープの流用です。お話的にはGガン+ボルドーとあと、火の鳥の未来編(だっけ?ハレルヤとか出て来る話)

■オチ的にはこの戦いを仕組んでるのが大戦前の巨大コンピューター・パノプティコン。人類抹殺のための最終兵器開発プログラムだったんだけど、その前に大戦で勝手に地表壊滅。残った少しの人が、必要のない最終兵器を競作してました……って話。うわ。

■絵は主人公『十三妹』。ビジュアル以外はあんまし考えてません。でもお話考えるとそーとーヒドい目にあいそうで……。悪モノは『精々児(せいせいじ)』蘭宮の剣士だったんだけど、有人化の技術を持って武装都市国家『カボ』へ亡命。『トルメントーゾ』と共に十三妹の前に立ち塞がる。

■あと元ネタとしてじんのひろあき監督『月より帰る』ここに出てくる地下都市が『蘭宿』っていーます。スペースコロニー開発の準備のために作られたけど宇宙開発そのものが放棄されて目的を失ったホリゾントの空を持つ街。

■名前的にはそのまんまにしたいトコロですが文字にすると案外絵にならんのでちょっと変えました。でも、まあテーマであるところの『諦念』ってのは美しいと思うです。イヤっちゃーイヤですケドね。諦念がテーマのロボットモノって(落涙)









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