ENVIRONMENT WEEKLY vol.25 1998.04.28

環境新聞 25号
1998年4月28日(火)
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特集:このころの出来事スペシャル
■えー久々の環境新聞は予告を覆してのお茶濁しネタ『このころの出来事スペシャル』です。

■JAF-CON用の監修写真の締め切りにあわせて、それ用の(いわゆる)オリジナルネタ『ロボゲー2000』の設定っつーか、こーゆーことをやりたいんですが。どーでしょうか?ひとつ?ってのをやろうと思ってたんですが、モタモタしてるうちになんとなく忙しくなってきまして、そうこうするうちに小ネタっつーか書きたい感じのコトがたまってきまして、こんな事態になってしまった次第。

■つーこって、エンタテイメント度は低いんですが、まあ、軽くおつきあいください。あ、タイトルカットはその『ロボゲー……』用に考えてる絵ですー。カプセル(?)はとりあえず版で何も考えてなさすぎー……



このころの出来事スペシャル
1998.03.19-1998.04.28

■映画見てきました1
桜満開の時期だったんで、かれこれ一ヶ月くらい前なんですが『四月物語』見てきました。
お話(女の子がはじめての一人暮らしで上京してくる)
絵ヅラ(桜並木に花吹雪、青々とした草っぱらを駆け抜ける自転車、通り雨で土砂降り)
音楽(ピアノ基本)
上映時間(短い)
どれをとってもオイらが好きそう。ただし主演松たか子。そーとー迷いましたが最新のCG技術をもってすれば他の女優さんに書き換えてしまうのもそんなに難しいことでもないんで(←違う)そのつもりで見ました。見てる間中オイらの頭はフル演算。でも、ダメでした(オーバーヒート)。たぶん、岩井俊二的にも『みんなダメだなー、松たか子をそー撮っちゃあダメだってー。俺様が”女の子をかわいく撮る”って事を教えてやるぜ!ベイベー!!』って感じでありとあらゆる技術を投入したと思うんですが、涙ぐましい程の努力にもかかわらず、やっぱり玉砕してました。難攻不落!松たか子

■映画その2
そのままその日は2本立て。もう1本は『タイタニック』。わー原八っちゃん俗物ー。いやーでもだって、史上最強の”おばあちゃん映画”だよ。宮崎アニメのおばあちゃんとか、『時をかける少女』でも深町くんちの老夫婦に泣いちゃうような”おばあちゃんマニア”としては外せないでしょー。で、結果。泣きました。普通に。館内全員泣いてました。
あと、どーでもいーんですけどタイタニック、船の先っちょになんか穴が開いてるのが、一回『何の穴?』ってなったら、どーにも終始気になって泣きに集中できませんでした。

■モデル・グラフィックス/フィギュア号2
MG誌フィギュア特集の1回目がメジャーレーベルでのトップ10なのに対して今回のはまさしくインディーチャートではありますまいか!あーもー、またもや勝手にあのチャートの続きを考えちゃうよ。心臓ばくばく。じっとしてらんないなー、いろんな意味で。

■ホビージャパン/マスターグレード物語
特集はスーパーロボット大戦。でも、オイら的に面白いのはガンプラページの川口氏のマスターグレードの件。アツい、アツ過ぎる!この種の企画連動レポート的なモノはそれこそSF3Dのころからあるわけですが、リアルタイムでこういったある意味『挫折』が伝えられるのは初めてなんじゃなかろーか?もちろん、まだ完全に吐露はしていないものの、可能な範囲でギリギリのアレはちゃっとドラマ。

■レプリカント誌/2号
竹書房のフィギュア誌『レプリカント』2号が出てました。よく言えば、後発の強みで先行他誌をよく研究してます。ミもフタもなく言えば、ホビージャパン・エクストラとモデルグラフィックスのイイトコ取り。
でも全然悪いことではないと思います。実際、本屋さんでパラパラ見比べて1冊だけ買うって人にはベストなできばえなんじゃあないかと。ただ、全部買ってるダメなひと(含むオイら)にしてみると、ちょっと物足りないです。
今号に投入されてる手間暇から察するかぎり、その気にならばいろいろできそうな感じがしますが、せっかく今回の特集で”信用”(お客さんのみならず原型師の人についても)を得られてるんで、いっそ『発注』なんかもしちゃえばいーんじゃないかと。それもある種のコンペ(テーマ:ポーズ、和服等々)とかでー。って何様?つーか見たいです、単に。全部買ってるコワレモノ的に。
あと、まじめに考えてみると絶対不可能な企画なんだけど『ワンフェス・全ディーラー・全モデル完全アルバム』とか見たいです。

■こんな無駄づかいしてるから貧乏になるんだな

Psion S5買いました。T-ZONEモバイルフロアーで\69,800。でも一日中家にいるんで、どー考えても必要ありません。でもでも物欲はがっちり満たされてて、キーボードとか、もともとあーゆーペナペナ系のタッチ大好き故打つたびに恍惚中。あと、あわせてメーリング・リストなるものにも、今更ながらはじめて入りました。これがデフォルトだったとするとWWWとかを”ホーム”ページって言っちゃうアナロジーが実感としてわかる感じがします。

■お仕事模型
もくもくと模型。ちょこちょこと上げてます。小さめのネタが続いてるんで、わりと短いスパンでまわってるんですが、大掛かりな何ヶ月も続くネタとかやったらやっぱり煮詰まる&ダレるんだろーなーとかビビってみたりしてます。

■JAF-CONバナシ
JAF-CONの監修写真を送りました。ご存知の方も多いでしょうがJAF-CONの監修写真は模型の前後左右の計4点を貼りつけたシートをオリジナルモノは2セット(版権申請のは3セット)用意するんですが、アイテム数多いと結構大変。各々の写真の裏にディーラー名以下必要事項を書かねばならんのがまた大変。内職じみてきます。

■材料バナシ
噂のタミヤの新しいサフェーサー、まずは白いのを試してみました。ファインタイプの名に偽り無し!キメ細かくて表面仕上げには過去最高の性能。たしかに2段階で仕上げることを前提にした2段目として使えばすごく効果的でしょう。ただし下地の隠蔽には今ひとつ。ちょっと透けがちです。元々そーゆー使い方をするモノではないとはいえ、下塗りとしては向きません。
オイらは完成品とかの下塗りには史上最強の隠蔽力の、モデラーズの白いサフェーサーをエアブラシで吹いてます(缶のまま吹くと粒子がブリブリ飛び散りがち)が、これが『高かろうよかろう』なんで代わりにならんかなーと思ってたんですがねー。つーこってモデラーズ様、この白いサフェーサー、ボトル入りで出してください。

■インターネットリンク
最近巡回してるのは上記Psion関係が多いっす。ここを見にきてる方の役にはまったく役には立たないハズですが参考までにWeird Palmtop Computers




でも、キャラクターとしての
KOKOちゃんはわりと好き

1998.04.28
text:東海村 原八

『Project KOKOについて思いました』

■残念ながらこの4月で終わってしまったんですが『小沢健二 The radio show named saturdy』ってラジオ番組がありました。その中で小沢健二の相方をしてます『柔道くん』なる人物がその日のゲストの加藤紀子と『どんな映画が好き』ってな話になったときに、加藤紀子はバリバリの恋愛モノのフランス映画とかをあげるんですが、柔道くんは全く逆のアクション映画とかの人なんで話が噛みあいません。そこで小沢健二いわく『柔道あれだもんね、はじまってから終わるまでガラスが1枚も割れないようなのは映画じゃないもんね』

■えー、MG誌先月号で懸案の村雨ケンジ氏の総評がでたこともあって、ようやく書けます、例の村上隆氏の『Project KOKO』についてのオイらなりの、なんつーかヒトコト。

■ちゃんと詳しいわけじゃあないんですが、(いわゆる)現代美術とか実はきらいじゃあないです。いっしょに見てる人とかが『何がいいのかさっぱりわからない』みたいな事を言いがちな、ハスに構えた感じのとかにシビれちゃう一面があるのは否めないです。

■こおLEDがちかちかしてたりモニターがガーって積み上げられてたり、ビデオテープがブチ撒けてあったりねー。そおゆう世にいうメディア・アート系?(赤面(ガメ))とかねー。あ、ハーフミラーとかにも弱いなあ(笑)

■だからまあ、最初のたとえ話でゆーとオイらにしてみると『展示フロアーに入ってまず明るい、部屋暗くない時点で芸術じゃあない』かもしんない(笑)そーなると芸術からこぼれちゃうモノの方が多くなっちゃうあたりも先の話とおんなじですな。





■次回はー今回先送ったネタをーどーにかー…
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