ENVIRONMENT WEEKLY vol.13

1997.07.08

環境新聞 13号
1997年7月8日(火)

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さて、環境新聞もイキガカリ上 WEB発刊となりました。これまでは模型関係の即売会、主にワンダーフェスティバルとJAF-CONなんですが、そのあたりでコピー誌としてリリースしていたモノです。刷り部数はだいたい30部(笑)。半分は身内なんで、読者数はだいたい15名。うーん、ミニマルです。で、そのイベントが半年に1回で、今までにまがりなりにも12号を数えてるってことはざっと6年。うわー、なんか、もったいないです。だって6年とか、計画的に使えば、すごい事ができるよ。こお、体鍛えたりしたら、今ごろ、すごいマッチョだったのにっ!!(そーか!?)

このころの出来事

■機械
コンピューターをK6に差し替えました。P5/90MHzにくらべると速いんですが、実感できたのは3時間くらい(笑)慣れると別に感動ゼロ。美人は3日で慣れちゃいます。

■CD
聞かなくなったCDを近所の中古屋に売りにいきました。コーネリアスの初回ビニールパッケージ、\5980で売ってるくせに買い取りは\800…。ちなみにEAST END x YURIは在庫あまってて買い取り止めてます−ってツっ返されました(ダブル涙)

■部屋
Tarzan誌のインテリア特集で部屋いじりに開眼(簡単な人間です…)『間接照明ダッ! 』と、とりあえず蛍光燈外しました。でも暗くて不便です…

■模型
うわ、ここまで、全然模型の話ないや(笑)。えー、夏のワンフェスにはメンバーの大森ちきい太がエヴァンゲリオンのアスカ様を出します。オイら実はまだ見てませんが(いいのか…)

■インターネット
せっかくなんで毎回リンク紹介しましょう。第1弾は『オリエンタルテクノロジー』御中。文句なしにカッコイイ。ここを知ってることがなんか自慢って感じです。Tシャツも何枚か買わせてもらってます、ハイ。でも去年、なんかの打ち合わせのとき初対面の先方がオイらの持ってるのとおんなじのを着てきたときは少しリーチでした。ブレイク具合を考えると遠からずビンゴってしまうのが悩ましいトコロ。


久し振りっ

1997.07.08
『リアリティへの最後の牙城』

『アンドロメディア』読みました。ファミ通の渡辺浩弐の書き下ろし。大手芸能プロダクションのトップアイドルのヴァーチャルな(笑)ダミーをコンピューター上に作り上げる天才技術者。だが、そのコンピュータの中の人格がやがて…。−という、まあベタな(ベタってゆーなー!!)お話。オイらは超好きなんですケドね。

で、かなりいーよ(語尾上がり)なのが、このコンピュータの中の人工知能のオンナノコの描写。人工知能が主人公(って表現にしておく)の少年にじゃれついたりする場面なんかのこのおおお、お茶目さんっっっ!っぷりが、かなりヨイのです。

でこれは前にも書いた(『時事ネタ−X/女子校生のリアリティ』参照。おお、ハイパーテクスト〜ザ〜ナドゥ〜)んだけど、こうゆう、ある意味類型的なかわいさを描くのって、実はすごく難しくなってきてるんじゃないのかなあ…と。たとえば、そんな"茶目っ気"を生身の女の子なんかでやったら、全然ウソくさい、ってゆーかむしろ、ブリっ子(死語)的なネガティブの描写になっちゃう。

いや、そもそも物語の世界なんだから登場人物がいくらでもウソでいーんだけど、いくらなんでも、こんな奴今時いないよねー、引いちゃうっすー的に"物語の世界にまで侵食してきたリアリティ"に負けちゃって、そうゆうのを受容できなくなっちゃってるという。レダ(古いね、オイらも)のころは女子校生が刀振り回してたのがO.K.だったんだけど、レイアースぐらいになると、高校生でそれはないだろ…、でも、中学だったらあるかもしれん…(この辺微妙だなあ…、もしかしてこのニュアンスって伝わんないかも…って気が急にしてきたぞお/泣き)という判断が時代に要請されてるという…。

だから、世界を救うために戦う資格ってのは月光仮面のころはおっさんだったのが、ヤマトで青年になりガンダムで少年になり、女子校生、中学生と、順番に剥奪されてきたのだ、このリアリティというモノと引き換えに(Vガンダムでとーとーパイロットは子供と女だけ−ってのは、こーゆーコトだと、俺の中ではなってたのいですが…俺だけ…)。

で、もはや、リアリティに犯されずに自由に描ける領域は"ヒトじゃないモノ"にしかなくなってしまったんだな。"てらいのないかわいさ"、"臆面のない勇気"、…もはや物質世界の人間にはおろか物語の登場人物にも引き受けられなくなった、そんな"絵空ごとのような崇高"を背負って果敢にもリアルに立ち向かう彼ら。言っておこう、オイらは味方だよ。−と(笑)

とりあえず、こんな感じでしょうか
ちょっと1枚にまとめるには多いかもしれませんねえ…。
次号はできれば、ちゃんと週間で更新したいですが、どうでしょう?


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