模型の王国 on WEB/2nd season logo#b02
MODEL KINGDOM onWORLD WIDE WEB
/2nd seosn "flower age"
●『模型の王国 on WEB』 index→.
A4一枚堂/ file:0075 -『模型王 2002 -MODEL KINGDOM AWARD』-
■つーこって、今年も暮れも押し迫ってきたなか、2002年を振りかえっての模型王、でも去年の2001年分を書きそびれてて、またもや2年分まとめて書いてるんで、またまた微妙にごっちゃになってたらすいませんです……。

■ほいでまたいちおーこれまでの分の『模型王』リンクはこちら↓

模型王'97 /まだちょっとエヴァ・ブーム
模型王'98 /フィギュアを語るコト勃興
模型王'99 /第2次ガンプラ・ブーム
模型王2000/ホビー好況もひと段落?
模型王2001/WFリセット他いろいろ
食玩
■2月のWFでの海洋堂からのリリース〜にはじまったチョコエッグ騒動。タカラに移籍しての『チョコQ』が秋スタート、長年開発してた1/144谷明戦車もそれに絡めてタカラから、2002年末現在第2弾(ヘッツァーとかキングタイガーが入ってる)までリリース。あと、消防車やタイムスリップグリコ〜と、なんじゃかんじゃ言って海洋堂は今年も元気。

■とゆーか、現物のプロダクツ以上に取材やら単行本(『海洋堂クロニクル』『海洋堂の発想』)で宮脇専務が露出しくってたせいもあって、去年まで以上に食玩リーグのメジャープレイヤーとして目立ってました。こおベタなレベルでゆーとこの不景気&暗い世相の中、あーゆー立志伝的とゆーかプロジェクトX的な『物語』ってのは、お客さん末端以上に、メディアの送り手の人達とかが好きというか、きっと感情移入しちゃうんだろうなあ……とか思ったり。

■その他の食玩系だと、コナミがサンダーバードとUFOで株急上昇。チョコ卵の乱戦はフルタの戦闘機とトミーのディズニーが強いよーで。あとカプセルガチャ系はちょっと地味目だったかなあ?ラインナップが収縮気味とゆーか『もお今だと、このへんしか出せないのかなあ……』という空気が少々。

■あとこれは去年からなんですが、中野ブロードウェイ、秋葉VOLKSとかのレンタルショーケースのショップが飽和してて、もおコレクターと素人バイヤーの境界線は無い100%重なってる感じ&ほいでまたその商売のスケール感(?)に上記食玩&ガチャってのがまたピッタリなんでしょうな。

ガンプラ
■PGは色替えのティターンズMk-2くらいなんですが、かわりに1/144のデンドロビウムが。つーか、去年に引き続きセンチネル&0083等々でカトキ祭り。完全変形1/100S-ガンダム、0083版のザク&GMにカトキ版ガンダム。いつぞや書いたみたいに、『もお今ガンプラ買ってるのはセンチネルで延命された固定層だけ』〜という以上に『今ガンプラを送り出してるポジションにいるのがセンチネルで延命された固定層だけ』〜ってのが、まあ良い悪いは別にして現状なんじゃないかと。

■で、まさにそこに対してのどーにか……という願いをこめて(?)なのか今年後半からはターンエー以来2年半振りのTVシリーズ、しかもウルトラマンの枠で見てたチビッコを丸々いただける〜という好条件ではじまった『ガンダムSEED』に後半はかなりの注力。特に関節可動をバッサリ捨てた\300(〜\400)のコレクションシリーズが個人的には好きなんだけど……。

■ちなみに今年のガンダム以外ネタはラーゼフォンと雪風(EXモデル)パトレイバーが少々(MGグリフォンにEXのイクストル)?バンダイ以外だとハセガワバルキリーがとーとーリリースのVF-1バトロイドに、YF-19&21。ええっ?全部今年だと思うとすげーペースだねえ……。

プラモじゃないキャラクターモデル
■これまた去年からなんですがバンダイ・キャラ事業部の完成品『GFF』(ガンダム・フィックス・フィギュレーション』は今年も着実にラインナップを増やし中。着せ替えというか外装換装といったプレイバリューがすっかり定着(ガーベラテトラ→GP-04、バーザム→黒Mk-2)。あと戦略開発事業部はマスターグレード用電飾頭部をコツコツ揃えつつ1/24の可動ガンダムを。あとあとちっこいボトルキャップサイズとかも今年。

■ちょっと違うけど、雑誌展開では藤岡建機x今野敏『A.O.Z.』がはじまって、主役ガンダム『ヘイズル』頭部パーツが付録に付いたりしてた事も記録しておきましょう。流れで雑誌全般でゆーと、今年はコレといった創刊廃刊も無く小康安定状態?とゆーか、世の中的には、むしろ他の一般誌等のおまけ大会地獄(ディアゴスティーニの城とか帆船とかから、はてはネットランナーの『中華キャノン』とかまで)のほーが、ノリノリで面白かったと。

イベント&ガレージキット
■イベントはWFリセットの余波もすっかりおさまって、早くもそれ以前の風景に?とゆーかWFそのものが皮肉にも一番不変で、逆にWFリセットを契機に他のイベントがすっかり定着というか、GKイベントがとにもかくにも『夏冬の2つ!』っていう図式が崩れて『えーっと、次は何だっけ?』ってな意識に変わってきたよーな……。

■ほいでレジンキットは、まあこれも数年前からなんですが、一般流通としてはマーケットはほぼ崩壊(笑)。買ってる方としてもイベントばっかりになってるし、かつてのGKメーカーでレジンキットをメインの商材にしてるトコロがもはやほとんど無くなってきてまして、あわせて食玩のニーズから、中身のおもちゃの原型(のプロデュース協力等まで含む)やら中国での完成品生産の窓口やら〜で、かつてのいわゆる『ガレージキット・メーカー』がどんどん『玩具全般企画・開発』(の下請け)へと業態が代わってきてると。

スケールモデル
■去年のなんかビッグキット復興〜の流れは、今年はタミヤのラジコンパーシングくらい?専門外ではあるんですが、素人目にも中国トランペッターは今年も元気。1/35 Sタンクとか1/200ソブレメンヌイ級とか。日本からの発注によるOEMで1/700アイオワやら1/48ドーファン、1/72F-107とか89式IFVといったあたりを見てると、このラインにも期待というか、このやり方でキャラクターモデルが出てくるのも時間の問題でしょう。とゆーか、昔っから事あるごとに言われてる

『タミヤからAFVタッチのちゃんとしたスコープドッグが出ねえかなあ……』


とかは、もお延々ガタガタ言ってないで、とっとと現金といい図面持って上海直行便に乗ってしまいなさい(笑)。

総括系
■とゆーわけで、ざっとまとめると”まだまだ食玩ブーム”&海洋堂ノリノリ暴れ太鼓イヤー(笑)。最初に書いたみたいにどーしてもメディア(の現場)受けするせいもあって、よくも悪くも主役ではあったなあ〜と。



タイトル 作成日 分類 キーワード 評価
模型王 2002 2002.12.31 賞モノ? ラーゼフォン
雪風
来年もいい年でありますように……

●『模型の王国 on WEB』 index→
トップページにもどります。

●『A4一枚堂』index→
目次にもどります。