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A4一枚堂/ file:0063 -『スモールボディ・お話草案』-
■えー、つーこって、これまたずいぶん先送ってきてたストーリーというか、あのロボットがどういう世界でどんな人物と動くのか?って話なんですが……。

story1:スモールボディ!
マイクロエレクトロニクスの発達により実現した全長30cm弱の競技用小型自律ロボット。レギュレーションにより幾つかのクラスに分けられ、現在のトップ・カテゴリーは、規定重量1ld(450gくらい?)以下の”SBGP1”=通称ポンド・クラス。1ポンド以内に納めた規定ボディと、競技種目に応じた追加パーツの組み合わせで戦われる。
story2:タイアップ編集物語
就職氷河期の中、どうにかこうにかあこがれの出版社に就職した新人編集者が配属されたのは、社内でも『地の果て』と噂される廃刊寸前の幼年向けホビーコミック誌『ボロボロコミック』(ちなみに10倍近い発行部数を誇る有力競合誌は『コミック・コンコン』/笑)編集部。

起死回生を賭けた玩具企画『スモールボディ』をモノにするべく、謎の過去を持つ先輩編集(CV:井上和彦)腕はいいけど頑固な試作屋職人、営業至上主義のメーカー担当者、原稿の遅い漫画家、ライバル誌の競合企画等々との奮闘を描く業界モノ。
story3: End of silent world(仮)
遥かな未来。幾多のカタルシスを乗り越えて生き延びた人類が最後に直面した”世界の終わり”は『宇宙の熱的死』であった。

その事態に際して採られた人類文明の延命策『ダウンローディング』。人間の精神活動をデジタル化し超大型コンピューター上の微細電気信号として人類文明を再現する。パノプティコンと呼ばれる巨大コンピューターはそれ自身がわずかな場のエネルギー階差を取り出す機関でもあり、その中の仮想世界に”生きる”人々の最後の楽園でもある。

そして人が仮想空間にのみ生存し、世代を重ね、仮想空間であることすら忘れられたころ、外部のわずかな熱階差すらも失われ、最期の時を迎えようとしていた……

story4:Toy astronauts-おもちゃの宇宙飛行士-
ロボット技術とロケット技術のバランスが、我々の知っている世界とは、ちょっと違う1950年代……。至上初の有人宇宙飛行計画の予備パイロットに選ばれたのは、おもちゃのロボットだった!

story5:私立二千学園高校 競技ロボット部
私、堤野たんぽぽ!3001年4月、私立二千学園高校に入学しました。
友達のくるみちゃんに誘われるままにはいったのはなんと『巨大ロボ部』それもなんだかツブれかけの……(cv:今だとやっぱり、榎本温子?/←そりゃあ、なんぼなんでも……)
■こーゆー(いわゆる)オリジナルモノをやるときに常にネックというか大変な難関になってくるのが、そのストーリーを、テキスト形式であれマンガであれ、イラスト系であれ、何でやるにしても、膨大な労力がかかるわりには、よっぽどの才能(というか能力)が無いと、そこらのシロートレベルのしょぼいモノにしかならんというトコロでして……。

■とゆーか、ストーリーにしてもキャラクターにしても、はたまた絵やテキストにしても万人をうならせるモノがつくれるよーなら、既にそれで世に出てるというか、こんなトコでくすぶってないわけで(笑)ただ逆に見る人のほーは、商業レベルで世に出てる=一流なモノを普通に摂取してて目が肥えてわけですよ。

■とゆーか、ボク自身がその消費者の位置に立ったときがそうで、例えば新しい番組の企画が発表されて、主要キャラとメカ、あと数点のストーリーボードを見たときに脳内でパーってレンダリングされる番組の断片ってのは、過去のおいしかったモノの記憶なんかも動員してきてるから、やっぱりそーとー贅沢な味わいになってるんですな。

■そーなると現実に提示される、その番組は、どうしてもその脳内先行上映には及ばないというか、脳内版はなんせ予算も納期も無制限の超大作でイメージされてる(笑)から、週間でオンエアされる安物アニメとかではもお、ねえ?

■じゃあ、まあこの状況を逆手にとればいいんじゃあ……と、ちょっと前からやってる(もしくは逃げてる)のが↓以下の感じでして。こお、いくつかの断片を提示するだけにして、残りは見る人のほーで、補完レンダリング&再生していただく〜と。

■これもコンピューターからの喩え話なんですが、昔ーしの、大型コンピューターと、それに繋がる端末の能力の差が大きかったときは、とにかく真ん中にあるメインフレームでできる限りの処理をして、端末は結果を取り出すだけだった(X-WINDOWですな)んですが、今みたいに端末側のパワーのほうが大きくなってくると、サーバー側は元になるデータの配信だけして、レンダリング処理も再生も能力の高いクライアント側がバリバリこなすわけで。

■だから↓の件でも、いくつかのストーリーではたぶん、見てる人のアタマの中で再生される物語のほうが、ボクが配信してるモノより、きっと面白いと思うです(笑)。つーか、それを今度は戻してもらって、見れるよーになるといいよねえ……。

■ちなみに今回用意した5パターン。どれもこれもどっかで見た感は免れないんですが(笑)。とゆーか、この前とは逆で30cm大が原寸のちっこいロボが出てくる(出せる)ストーリーは?ってのでうんうん唸って絞り出した集ですな。

■基本的には相互に関係ないんですが、年表とか上手く工夫すれば、全部がひとつのサーガとして繋がらなくもない(?)ので時空を越えて旅をするXiaのストーリーにしてしまうも(オタクのそーゆー面ってどーしてもイタイんですが/笑)またヨシ!というコトで……。

タイトル 作成日 分類 キーワード 評価
スモールボディ・お話草案 2001.08.03 ネタ帳 井上和彦
榎本温子
イイワケ・サクレツ!

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