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■つーこって、ここでは次ニやる、（いわゆる）オリジナルモノ『スモールボディ』の、仕込みネタをまとめておきます。つーか実は今年の正月ごろに『ロボ甲本』用に書いた原稿をまんま再掲載しただけなんですが。だから、こーゆー場面ではいらないよーな挨拶（↓一番上のテキスト）もある上に、ロボ甲本買った人には『っ見てるよッ！』と三村でツッこまれるんですが、まあいいや〜ってコトで。
■ほいでロボ甲本では同じページにライアウトされてたカットですが、ロード時間の都合もあって別ページにしました。とりあえずそのとき書いたのは４つだけですが、たぶんもっといろいろいるんでしょう。チームとかもー。
-『Small Body Preview』--2001.01.12
ういすうー。
どーもー。東海村 原八ですー。今回ボクのネタは、今作ってる、１／６大の（つーか言っちゃうと、着せ替えサイズ）のフル可動ロボ格闘技用フィギュア（もっと言っちゃうとプラレスラー）用の基本設定プラスアルファ〜ってな感じです。
つーか、やっぱしグランプリモノでしょー、せっかくこーゆーのでやるんだったら！逆にこーゆー世界観でやると、主人公（ロボ少女と心を通わせる、等身大の存在で見てる人が感情移入できるようになるべく普通で……）とかを絡ませるのが、すごく難しくなるんでしょーが、そのへんはまあ、ガレージキットだから描かなくても平気とゆーか、このキット（まだ出来てないケド／笑）を手にしたキミ自身が主人公！になって、これらの強豪チーム相手に戦ってくれ！つーか、キミが”みさきち”（←あ、そっちのほーなんだぁ……）ダッ！
スモール・ボディ
全長３０ｃｍ弱の競技用小型自律ロボット。レギュレーションにより幾つかのクラスに分けられ、現在のトップ・カテゴリーは、規定重量１ld（４５０ｇくらい？）以下の”ＳＢＧＰ１”＝通称ポンド・クラス。１ポンド以内に納めた規定ボディと、競技種目に応じた追加パーツの組み合わせで戦われる。
競技種目
開催年度によって、多少の変化はあるが、おおよそ以下の種目を組み合わせて各地の競技会場を転戦。
１．プレーン・グラップル
基本総合格闘技。規定ボディ+簡単なプロテクターのみで行われる。２ｍ四方のリングを使用。外部からの動力供給、コマンド入力操作は無制限（つまり、マスタースレイブ式で”操縦”してしまうことすらＯＫ）。１対１の試合をトーナメント戦で。
２．アウトフィット・グラップル
剣術、棒術に類する外装武器を使った格闘技。使用する武器の形態はチーム、機体により様々。
３．エアリアル・エクストリーム
高空からのスカイダイビング中におこなう格闘技。自由落下により打撃系の攻撃は威力が半減する（お互いが反動でとんでいくだけ）中、どう攻めるか？も課題。
４．トリプル・スパイラル
３重螺旋の坂道が刻まれた塔（バベルの塔みたいな外観）を駆け登り、頂上にある旗を最初に手にしたモノが勝ち。３本のコースに各１機が配されるが、コースにこだわらず、壁面を垂直によじ登ってもＯＫ。
５．スキッド・ブレード・レース
擬似反重力コースの上をスキッド・ブレード（脚に装着するスケート状のオプション）で滑走するタイムを競うスピードレース。浮上エネルギーはコース側に供給されるが、本体の駆動は内蔵バッテリー（もしくはそれに類するパワーサプライ）のみ。バッテリー補充やブレード交換のためのピットワークも重要になる。
６．スキッド・サイクル・レース
スキッド・ブレードと同種の反重力レースだが、より出力の大きなオプション＝スキッド・サイクルを使用する。緻密な技巧よりはパワーと圧倒的なスピードが見せ場。また極限でのコントロールのためボディ側の反射演算能力も問われる。
７．コンクール・デレガンス
水着コンテスト（笑）。規定ボディに水着（これにも厳しいレギュレーション有り）のみで審査される。もちろんボディの改造や、この競技だけのためのスタイルの改変は違反。
８．ペーパーテスト
文字通りのペーパーテスト。内容は数学、歴史、地理、作文、図工等。外部からのコマンド供給は一切不可。内臓ＣＰＵの賢さが問われる（笑）。
９．サイコロ積み
サイコロをピラミッド状にひたすら積み上げる。手先の器用さと根気が……。
１０．演劇
参加全機体を２チームにわけて、個々に演目を割り振り、一週間の練習期間を経て（この間、機体のみの合宿状態で、チームスタッフとは隔離される）上演。もちろん練習段階はＣＣＤでレポートされて、朝ヤン状態！？
規定ボディ
ＣＰＵ、フレーム、駆動系、パワーサプライ（バッテリー等）センサー系といった基本機能を納めたボディ一式。この状態で自律可動できること、重量１ポンド以内であることのみが規定され、他の要素、寸法や動力機構、コマンド入力方式等はほぼ無制限。水着コンテストの導入以来、一気に美少女型が広まったが、そこでのポイントは捨てて、割り切った形態の独創的なボディを使う骨のあるチームも……。 |
